夕食のメニューも決まっちゃう読んだら食べたくなる食テロ本3選

夕食のメニューも決まっちゃう読んだら食べたくなる本3選 エンタメ
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本を選ぶ際の基準はどんなものがあるでしょうか?好きな作家の本、ジャンル、表紙様々な理由があると思います。

私が選ぶ際は、小説についている帯なども参考にしたり、表紙に興味を持ったものを購入することが多いです。その中でもやはり食道楽を自負する食いしん坊な私は食事を連想させるような表紙や題名には惹かれがちです。

本を読んだ後、今日は本に出てきた料理を夕飯に作ろうかな~ぁと夕食のメニューも決まっちゃう一石二鳥の本に出会える事もあります。今回は「食」という共通点のある本に注目しておすすめの本3選をご紹介していきたいと思います。

話の中に食事がでてくる本おすすめ3選

表紙も本の名前もいかにもな本になってしまいました…。本屋でこの表紙を見た時に手に取られずにはいられませんでした。

どの作品も面白かったので、紹介していきます。ネタばれにならないように、気を付けますが、内容あまり知りたくない方は要注意です。

おすすめの本①異世界居酒屋「げん」レビュー

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話はおなかをすかせ街をさまよう人物目線から始まる。仕事で失敗し、落ち込んでいる行く当てもなくさまよっていたが、一軒の見慣れない居酒屋をみつけるのです。

そこで出てきた食事は初めて見るもの。ハンバーグと呼ばれるその物は口に入れると肉汁があふれる。

食べ終わる頃には、落ち込んでいる気分はどこへやら、幸せな気分で店を後にする。私も飲食店をやりたいと思っているひとりです。

お店に来店された時より、少しでも幸せな気分で帰っていただける料理が作りたいと思っています。それは現実でも異世界というファンタジーの中でも同じなのかもしれません。

購入した後でわかったのですが、異世界居酒屋「のぶ」という小説の続編だったようです。アニメ化やドラマ化もしているようです。異世界居酒屋「のぶ」も読んでみたいと思います。

ともあれこの一章目を読んだ日の夕食はハンバーグになることは間違いなしです。

おすすめの本②まずはこれ食べてレビュー


大学生仲間で立ち上げた会社が舞台。デザイナーズマンションを事務所としてベンチャー企業を立ち上げています。

仕事は順調で、立ち上げた仲間以外にもアルバイトを雇えるまでに成長しているのですが…。仕事の順調さとは異なって、事務所は荒れ始めていました。

そこで家政婦を雇うことにします。家政婦が入る事で、仲間内に出来ていたひづみが温かい料理や家政婦の人柄によって埋められていきます。

小説に出てくる料理は家庭料理ですが、丁寧に作られた家庭料理です。印象的な料理は卵焼きでした。

単純な料理だからこそ手間をかけて作られる卵焼きが気になり作ってみました。出汁が効いたとても美味しい卵焼きになりました。

話は、起業仲間と家政婦それぞれの立場からの目線で進められていきます。読み進めて行くとこの話どう終わらせるか難しい小説な気がしました。

後半で急展開があり、思わぬ終わり方をするのも、この小説の面白い所でした。

おすすめの本③生まれてきてごめんなさい定食レビュー

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本の名前も衝撃な本ですよね。電車でこの本を読んでる人を見かけたらぎょっとするかもしれません。

この小説は短編小説で、生まれてきてごめんなさい定食は第一話目になります。とある定食屋にあるメニューの名前なのだとか…。

主人公はその定食を頼むのです。生まれてきてごめんなさいと口に出したことはないけれど、気持ちがわかると、自分の人生を振り返ります。

短編集なので、あまり書いてしまうとネタバレになってしまいますので、もどかしいのですが…。先におすすめした本よりも少しダーク感のある作品でした。

星新一さんを思わせるダーク感がありました。食テロ小説として紹介はしましたが、読んでる最中に喉を鳴らすような内容ではありません。

読み終わった後、1食1食大切にしなくっちゃいけないなと思ったり、食材を無駄にしないようにしなくっちゃと思わせる作品でした。

まとめ

「食」に関する小説3選を紹介しました。食前よりも食後、少しでも幸せな気持ちになれる食事をしていきたいですね。

何を食べるか、何を作るか迷った時、飲食店を探したり料理本を開くのも良いですが、指向をを変えて物語を読んでも見るのも面白いのではないでしょうか?

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